注文住宅の小上がり掘りごたつ和室の罠

我が家の小上がりは小さめスペース。いざ暮らしてみると、小上がりは広い面積にあるべきであると感じるように。8畳分のフローリングに小上がり半分の面積を占めていると、暮らしにくいです。何故か理由が不明ですが、フローリング部分にいる時も部屋が狭く感じるのです。小上がりに上がって過ごすと天井が近く、まるでカプセルホテルにでも入っているような気分です。何よりも、のぼりおりが大変。雑に降りる際は足が短いとしんどいですね。

もっとも問題となっていることは物が小上がりの上に増えていくことです。小上がりの上に物を放置すると、人間がはいるスペースがなくなってきます。このようなことは我が家くらいだと思われますが、雑な暮らしや加齢による体力の低下は、小上がりスペースを機能不全とさせてしまうのです。

掘りごたつを置くとますますスペースは狭く、机の上に物が増えていきます。もちろんこうした現象は、個人の資質次第で違うことは知っていますが、女性である私の家では物置き場になっていくということです。

広くはないスペースに小上がりや掘りごたつを置く場合、性格上も考慮する必要があるみたいです。私のような体力の弱いタイプは狭いスペースでの暮らしは便利ですが、利便性にあぐらをかいでしまうという結果にもなります。

小上がりは居心地が良いので、お茶関係やリラックスアイテム、本やちょっとした衣類置きっぱなしとしてしまうリスクもあるということ。壁に本棚や置き場をつくるようなおしゃれな注文住宅ならば、小上がりスペースもスッキリをキープできるのかもしれませんね。注文住宅では、こういうケースを案じて収納スペースをつくってもらうことも可能。
それに小上がり製品次第では下部に収納スペースが設けられており、本に衣類にと収納が実現するものもあります。特に和室スペースは整理整頓を目指し、和室の小上がりはいつも綺麗にしておくことが理想的なお部屋の状態です。