注文住宅の和室掘りごたつ小上がりの理想

小上がりを部屋に入れてから気がついた後悔、我が家では日当たりに恵まれず、小上がりを置いている部屋にも木漏れ日が差し込むことはありませんが、それは居心地を左右するという点に後から気がつきました。ペットである猫も居心地が良くないと、そこに近づかないくらいです。
そこで、これから部屋に小上がりを作ろうという方々には、日当たりの良さを環境条件に置いてみると、お部屋の居心地がぐんと伸びるはずです。失敗から学んだ理想の小上がり部屋の条件は以下です。
まずは、部屋に大きめの窓があること。小窓でも良いですが、日当たりが悪い方角やすりガラスで日差しを遮断してしまうような窓は理想的とは言い難いです。窓のデザインにも好みがあるのでここでは私の好みで理想を上げます。
窓は大きめ、小上がりの一面でありもっとも長い面が窓に面するように設置します。両側の小上がりの面は、壁に面している部屋が良いです。
窓の反対側はフローリングなどで、床と接しており、出入り可能な状態にあけておきます。小上がりの面積も大人ひとり分が寝転ぶことができるほどに広いものがおすすめ。
これで日向ボッコを小上がりで楽しむことがでできます。ペットの猫たちもよろこんで日当たりの良い位置に寄ってくるようになります。
注文住宅ではここまで考えておくべきでしたが、これから作る予定の人は日当たりは小上がりの部屋を居心地良くすることを肝に銘じておいてください。逆にいうと、日陰、日当たりがない部屋の小上がりは外の自然環境を楽しむことには向いておらず、人によっては居心地が物足りないという結果になりかねません。
掘りごたつがあっても同じです。冬場の日差しを感じながらの小上がりと、日差しが入らない部屋では用途や居心地も異なります。もしかしたら滞在時間も異なるかもしれません。和室のひだまりはとても気持ちが良いので、注文住宅ではぜひ和室の小上がりがおすすめ。掘りごたつも冬の暖房器具として小上がりには最適です。